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男性性器のしくみ

07.05.10 更新

精子やホルモンをつくり出す男性性器のはたらきを知ろう

通常は勃起した陰茎から、女性の膣内への挿入、マスターベーションなど行い精子を放出します。ここでは男性性器の構造とはたらきを追っていき、精子ができるまでを学んでいきましょう。

男性性器の構造について

男性性器の中心は陰嚢(いんのう)と呼ばれるシワの寄った袋状の皮膚の中にある精巣です。精巣の中では精子がつくられ、精巣内を成長しながら通過し、精管→精嚢(せいのう)→前立腺→陰茎内の尿道を経て、射精により体外に押し出されます。
男性性器の構造
■男性性器の構造

精管

精管は精巣上体と前立腺内の射精管の間を結ぶ5cmほどの長さの管で、射精時に膨張して一時的に精子をためるはたらきをします。

精子の輸送経路
■精子の輸送経路

また、精管の最後の部分で、精管膨大部と精嚢が合流して射精管を構成し、前立腺を通って最後は尿道と合流します。

精嚢

膀胱の後ろに一対あり、精管膨大部と合流して前立腺内の射精管につながります。精液の約70〜80%はここでつくられます。

前立腺

膀胱の出口から尿道の後部を取り巻く前立腺は約20gくらいで、栗の実を逆さにしたような形をしています。精液の10〜20%を占める精子の生命力を高めるため、クエン酸を含む液体が前立腺内でつくられます。

陰茎

交接と排尿のための器官で、柱状の陰茎体の中心には尿道があり、そのまわりには内側に尿道海綿体、外側に陰茎海綿体、海綿体筋があり、陰茎の先端部分には亀頭があります。

精巣内で精子ができるまで

精巣(睾丸)

陰嚢の中にある卵形をした精巣は、強力な白膜に覆われています。その内部は、白膜から続く中隔によって200個ほどに仕切られており、その仕切り内に精子をつくる精細管が屈曲して納まっています。精細管の細胞には精子を育て養うはたらきのあるセルトリ細胞と男性ホルモン(アンドロゲン)を産出するライディヒ細胞があります。
セルトリ細胞では 精祖細胞→精母細胞→精子細胞→精子の順に精子がつくられます。精子になる直前の精子細胞までの間は、常にセルトリ細胞と密着しており、セルトリ細胞は、立派な精子をつくるために精細胞に栄養を与えたり、危険な物質を排除して守り育てています。育った精子は、セルトリ細胞から離れて精細管の中を進み精巣上体に入り、精管へと進みます。

精巣の断面図
■精巣の断面図
精巣の直精細管にあるセルトリ細胞から精子が出来るまで
■精巣の直精細管にあるセルトリ細胞から精子が出来るまで

精巣上体(副睾丸)

精巣の上部にある精巣輸出管とつながっている精巣上体管は、全長5〜6mほどあります。ここでは、精巣から送られてきた精子を10〜20日間くらい蓄えて成熟させ、泳ぐ力や卵子に侵入する力をつけるほか、古い精子の分解もします。

◆監修◆東京歯科大学市川総合病院教授 丸茂 健(まるも・けん)先生

構成・文/宇山恵子

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